2008年06月06日
梅雨に塗替え
福岡の梅雨入りもまもなくです。
(写真は塗り替え前の味噌汁椀)
お椀の塗り替えをしてくれた職人さんのお話です。
塗り替えは、塗りを落とし、痛み(例えば木地が見えている所)などを修理し、
磨きをかけ、漆の下地を何度も塗って(乾いては塗り乾いては塗り)
仕上げていきますが、
塗り替えのいい時期は、梅雨の時だそうです。
湿気が多いと確かに乾燥するのには時間がかかりますが、
乾燥しすぎると漆が”泣く”のだそうです。
その漆の声を聞き、夜中でも起きて、水分を霧吹きで噴きかけたり
なんと日本酒を噴きかけるそうです。
この方、お酒が好きなので、
さぞや、漆も大喜びでしょう・・・・
お酒を造る方や、味噌、醤油など、どの職人さんも”声を聞く”と
言われるのと同じです。
職人さんの仕事に対する誇りを感じます。
そして、そういう職人さんが、どんどんいなくなっています・・・・
伝統が絶えることは早いけど
復活させることは出来ないと思います・・・・
この職人さんは、木を使うことを仕事としているので、植林活動も行っています。
お椀が作れる木に育つのに、約30年・・・・・
自分がいなくなっても、木は残る・・・・・と
(写真は塗り替え前の味噌汁椀)
お椀の塗り替えをしてくれた職人さんのお話です。
塗り替えは、塗りを落とし、痛み(例えば木地が見えている所)などを修理し、
磨きをかけ、漆の下地を何度も塗って(乾いては塗り乾いては塗り)
仕上げていきますが、
塗り替えのいい時期は、梅雨の時だそうです。
湿気が多いと確かに乾燥するのには時間がかかりますが、
乾燥しすぎると漆が”泣く”のだそうです。
その漆の声を聞き、夜中でも起きて、水分を霧吹きで噴きかけたり
なんと日本酒を噴きかけるそうです。
この方、お酒が好きなので、
さぞや、漆も大喜びでしょう・・・・
お酒を造る方や、味噌、醤油など、どの職人さんも”声を聞く”と
言われるのと同じです。
職人さんの仕事に対する誇りを感じます。
そして、そういう職人さんが、どんどんいなくなっています・・・・
伝統が絶えることは早いけど
復活させることは出来ないと思います・・・・
この職人さんは、木を使うことを仕事としているので、植林活動も行っています。
お椀が作れる木に育つのに、約30年・・・・・
自分がいなくなっても、木は残る・・・・・と
Posted by くらくら at
18:36
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