2009年10月13日

稲穂を見て

  稲穂を見て                                                 
                           籾殻を圧縮機でぐーっと固めそれを漆で何度も塗り固めた器
                           究極のエコ漆器









先日の夕暮れ時、

車の運転中、

丁度太陽が真正面から当たり”まぶしい”時間に

道路横の田んぼの稲穂が黄金色(こがねいろ)に輝いていました

これが「こがねいろ?」という物なのかと・・・・美しかったです・・・

昼間の明るい日差しで、稲穂は黄色に頭をたれて、まさに稲刈りの時という感じですが

その稲穂の黄色に太陽の光が反射してあんなに光るとは・・・

子供の頃、小学校の周り一面田んぼという中で育った私は何度も見た風景だったかも知れない

そういう記憶も今は無く・・・

母が少し傷みかけたご飯を、水で洗い、竹ザルに入れて

何日か天日に干して

からからになったら油で素揚げして

ちょっと砂糖をまぶして

おやつにしてくれたのを思い出しました

感動すると色々なことが走馬灯のように頭の中をよぎる物ですね

色々な体の細胞がいっぺんに目を開く気がしました

自然からパワーを頂いた気分になりました











Posted by くらくら at 18:48│Comments(4)
この記事へのコメント
僕の地元は田舎なので稲穂がたわわに実った景色がよくみられます。
でも見慣れているせいか、景色に感動するというのはなくなっていますね。
きっと外の人からすると、この田舎でも素敵なところがいっぱいあるのでしょうけれど・・・自分では気づかない良さがいっぱいありそうです。
Posted by 和食器屋koba at 2009年10月14日 09:10
稲穂をみてからのイメージがすごいし、それを使った器があるなんて単純には想像できず、ちょっとびっくり。
あなたは、しあわせな子供時代を送られたのですね。
先日湯布院で、わたしもこんな光景を目にすることができ、嬉しかったのは私達の原風景なのかしら。
ハノイは先月、二度目の稲刈りが終わり、もう少ししたら、田おこしが始まります。
去年まで、人と牛による作業でしたが、今年になってすごく古い耕運機をたまに見かけることがあります。
ここには40年以上昔のなつかしい日本を思いださせるものがあります。
でもベトナムにはこんな美しい器にお目にかかることはありません。
Posted by kazu at 2009年10月14日 11:18
『感動すると色々なことが走馬灯のように頭の中をよぎる物ですね

色々な体の細胞がいっぺんに目を開く気がしました』


そうですよね。
感動すると、身体中の細胞が波を打ったように、
震えますよね。
でも、その感動………、
そんな感動とは、随分、遠ざかってしまいました。  (~_~;)

くらくらさん、素敵な感動、良かったですね♪
それに、それが、自然からのめぐみだなんて、
なんて、素敵な事でしょう♪
Posted by にし♪ at 2009年10月14日 14:03
秋を感じる漆器ですね(*^_^*)
Posted by おちゃ at 2009年10月16日 10:19
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