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2009年10月29日

2段重





先日、ある知人が
「子供達が家に帰省で帰ってくるときに2段重に上段におかずと下段にご飯を入れておくの。
そうすると、帰って来る時間がはっきりしなくても詰めておけばいいし、
蓋がついているので開けたときに何が入っているか楽しみもあるから・・」と

遠くから帰省してくる子供達にやさしい心使い・・・

その方の2段重は朱と黒(溜)の2種類

木製の物で、蓋に布張りのアクセントの附いている12cm角×H4(位)の重箱

ちょっと小さめかも?と思っていても意外に入るとの事

ちょっとお菓子を入れて1段で使うことも出来る

友人がその使い方にものすごく感激して・・・・・

多分その方の気持ち(心使い)がうれしかったのではないかと思う

それと意外性・・

こんな使い方があるのね!!

だったらこういう使い方も出来るかも?・・・と

それで私も駅のパンを買ってきた時に入れてみました

私の2段重はプラスチックのもので(13.5cm角×H5)

これはおせちを入れてよくデパートなどでお節重として売っている物に

漆を塗る加工をしたもの 緑と朱の色あわせは歌舞伎塗りといわれるもの

その日は朝食にパンを1枚食べただけで、昼前に出かけてそのまま6時過ぎまで・・・

帰りのJR駅の構内にあるそのパンの匂いについついつられて・・・・

いつも篭に載せるか、菓子器に入れるのですが

”そう・そう・・”と思い・・・・

パンはバターがたっぷりついているので

紙ナフキンを下に敷きたかったのだけど

ナフキンがなくて・・そのまま使いましたが・・

パンもなくなってしまった後になって

「あっスノコ(竹製)を敷けばよかった?!」と思いました

木製の物はバターのついているものや汁気のあるものでも

木が吸ってくれる安心感があるのですが

プラスチックは逆に油分を器が吸収してくれない部分があります

今までは、赤飯を作った時に”おすそ分け”で

友人宅に持って行くときにだけ使っていた2段重ですが

これからこの重箱に合う使い方を考えてみようかな?

と思っています

パンはやはりちょっとお似合いでなかったかも・・

器も色々似合うかな?と思い使ってみる事が大事だな~と思いました

★深さは4cm位の方が
   例えば和菓子やクッキーなど入れるのにも使えて
   使用頻度は多いかも・・・
★深さ5cmは
   やはり量のあるもの(煮物、天ぷら、ご飯類)に向いているかも・・・

あまり食卓で見慣れない重箱にパンが入っているとは知らない娘達は興味も示さず
そのままにしておけば全部私一人で食べれたのに・・・
「パン食べる?!」と言ってしまった私・・・










  


Posted by くらくら at 09:55Comments(2)

2009年10月24日

ちょっと感動したこと

先日ある合唱団の伴奏をした折・・

創立30年を超える女性合唱団(といっても10人くらい)の平均年齢はちょっと伏せますが・・

「30分立っていれるかしら?」と冗談をおっしゃってましたが・・・

会は唱歌や金子みすずの曲・アンジェラアキの”手紙”など

アンジェラアキの手紙は好評でアンコールに赤とんぼと一緒に

再度聴きにいらした皆さんと一緒に合唱しました

30年前から合唱をしている方が何人いるかはわかりませんが、

10年以上は続けていることは間違いありません・・

生活をしていれば色々なことが起こります

この時も、ご自身の病気やご主人の看病など練習をお休みされる方もありました

でも、一週間の内の一日・2時間の練習をずっと続けてこられた方達です

背中に一本筋が通っている・・という雰囲気があります

指導をしている友人が

「お休みの人がいるパートを誰からともなく自然に手助けしてそのパートを一緒に歌っているのに

感動しちゃった」といっていました

さり気ない気配りも自然に出来るのです

会の当日は、お揃いのトレーナー(色違い)に夫々首にスカーフやネックレスを付けて

華やかな雰囲気で合唱を楽しんでいらっしゃいました

細く長~く自分の趣味(好きなこと)を続けていらした合唱団の方に

一杯の拍手を送りました・・・



(しのぶ椀)
 モダンなデザインだと感じる椀です
 色は黒金
 いたってシンプル
 だけどこの華やかさは
 丁寧な仕事でしか出せないのではないかと思います              
 
                                               
                                               



  


Posted by くらくら at 20:28Comments(2)

2009年10月21日

林檎のコンポート




久しぶりに林檎のコンポートーを作りました

この林檎の樹には色々な思い出が一杯詰まっています

野育ちの林檎の樹です

この実はコンポートーでない限りすっぱくて硬くてとてもとても食べる事は出来ません

ただ匂いがとてもいいのです

コンポートにしてもしっかりとリンゴの食感は残してくれます

このリンゴをお砂糖とレモン汁で煮るという簡単な手間しか加えていないけれども

煮ている間ほのかな甘酸っぱい匂いが部屋中に漂います

そしてコンポートにすると味も大変身してすごく美味しくなるのです

その匂いがなんともいえず優しい気持ちにさせてくれます

秋には、秋刀魚の匂い・
栗ご飯のほこほことした丸い甘い匂い・
コトコト煮る里芋の匂い・
そして焼き芋・
我が家の食卓に見かけないけど松茸・・・などなどきりがない・・・

外を歩けばどこからともなくキンモクセイの匂い・・・・など

匂いを感じないと味覚もなくなるとか・・・

もうすぐ紅葉

目で見て感動し・秋の澄み切った空気の匂いに包まれて・美味しいものを食べて・・

秋になると五感も忙しく働き出します・・・



 和皿に初めてコンポートをよそってみました
 この赤の色を朱色(しゅいろ)といいます
 オレンジに近い色を洗朱(あらいしゅ)
 黒っぽい朱は    銀朱(ぎんしゅ)といいます
 
 フォークはやはり塗物か竹の物
 親友の家にちょっと手土産に・・
 このままラップを被せ
 布で包んで持っていきました
 



  


Posted by くらくら at 19:22Comments(2)

2009年10月18日

今まで知らなかったこと




   私は、今までご飯は『装う(よそう)』と言ってましたが

        味噌汁は『注ぐ(つぐ)』と言ってました

ところが、先日ラジオで

        味噌汁も『装う』と言うとの事!!

日本人の米や味噌汁に対する特別の感情との事


又、【三角食べ】も、ご飯→汁物(味噌汁)→菜のもの(香の物)と順番にと思っていましたが

            ご飯→汁物→ご飯→菜の物→ご飯→汁物と必ずご飯を間に挟んで食すとの事

お米は噛めば噛むほど甘い味があり、それと塩気のしょっぱさが口の中で微妙なバランスをつくり

それが日本人の鋭い味覚を作ったとの事

今は科学的に色々なことが証明されるけれども、昔の人はそういうことは分からなくて物

お米や、食べ物に対して感謝と畏敬の念を持っていたと思う

それが、”装う”と言う表現や

順番に食べればお米の甘みを感じつつ丁寧に食すことが出来る

三角食べにも繋がったのだと思う

そういえば、「いただきます」は

本当は「いただかせていただきます」と教えてもらった事があります

これも自然の恵に対する感謝の気持ちだと思います

明日から我が家も遅ればせながら

「味噌汁よそって」にします  


Posted by くらくら at 23:00Comments(2)

2009年10月13日

稲穂を見て

                                                   
                           籾殻を圧縮機でぐーっと固めそれを漆で何度も塗り固めた器
                           究極のエコ漆器









先日の夕暮れ時、

車の運転中、

丁度太陽が真正面から当たり”まぶしい”時間に

道路横の田んぼの稲穂が黄金色(こがねいろ)に輝いていました

これが「こがねいろ?」という物なのかと・・・・美しかったです・・・

昼間の明るい日差しで、稲穂は黄色に頭をたれて、まさに稲刈りの時という感じですが

その稲穂の黄色に太陽の光が反射してあんなに光るとは・・・

子供の頃、小学校の周り一面田んぼという中で育った私は何度も見た風景だったかも知れない

そういう記憶も今は無く・・・

母が少し傷みかけたご飯を、水で洗い、竹ザルに入れて

何日か天日に干して

からからになったら油で素揚げして

ちょっと砂糖をまぶして

おやつにしてくれたのを思い出しました

感動すると色々なことが走馬灯のように頭の中をよぎる物ですね

色々な体の細胞がいっぺんに目を開く気がしました

自然からパワーを頂いた気分になりました








  


Posted by くらくら at 18:48Comments(4)

2009年10月10日

今夜はだんご汁


秋の我が家の定番メニューのだんご汁を作りました

野菜たっぷりで体に優しいお汁です

今夜は大根・里芋・にんじん・キャベツ・ネギ・さつま芋・てんぷらを入れ、(今ある野菜を入れただけ)

だんごは小麦粉を水で練っただけ・・味噌風味・・到ってシンプルな物です

でも、お腹はいっぱいになるし、ヘルシーで、体の中まで温まる感じです

帰りの遅い娘も、これだったら太ることを気にせずに”美味しい”と言って食べます

具沢山の汁物を装うお椀は、味噌汁椀よりちょっと大きめの煮物椀にします

味噌汁椀は大体Φ12cmくらいですが、煮物椀は13.5~15cmくらい

お雑煮椀も煮物椀と同じですね

私はこの煮物椀を親子丼やカツ丼の時にも使います

量が少なくて済むので、ついつい食べ過ぎることも防いでくれます

左が味噌汁椀

                                                   右が煮物椀

                                                   このくらい大きさが違います








涼しくなってくると、夏の疲れを挽回するかのように食欲が増してきます

食欲があるのは、”健康な証拠”と自分に言い聞かせつつ・・・

ちょっこっとの?お代わりをしたのでした・・・・・




  


Posted by くらくら at 20:33Comments(2)

2009年10月06日

ほっと~コ-ヒ-は




秋の陽は、つるべ落としといいますが、本当に暗くなるのが早なりました

主婦としては、何となく夕飯の準備に急かされるような感じです

ワンコの散歩で行く公園には、萩の花やススキを見かけるようになりました

体も夏の疲れから一気に開放されて、心地いい寝りに落ちます

先日の中秋の名月は見事でした

つい忘れていたのを、娘の迎えに車でて『あっ』と気づき見ることが出来てラッキ-でした

そんな秋の夜長にホット暖かい飲み物は体にやさしい~

熱い飲み物を入れる器には、中に
布張りを施して布の上から又漆を塗る作業をしているものもあります
丸い物に布を均等に張る技術は難しい物で、今ではそういう職人さんも数が少なくなりました
技術を伝え文化として残していくのは年月のかかることだと・・
一度絶えるとなかなか復活は難しいとおもいます
このコ-ヒ-椀は職人さん曰く”宇宙を表現している”との事
そういえば、椀の朱を中心に銀河が広がっているような雰囲気が・・・








  


Posted by くらくら at 17:54Comments(1)

2009年10月02日

秋の七草



 
秋の七草   
萩                          
桔梗
葛(くず)
撫子(なでしこ)
尾花(ススキ)
女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま)               
 

                       


綺麗な器は眺めているだけで、心やすらぎます~~~

                   

 秋の野に咲きたる花を指折りに
            かき数ふれば七種の花   (山上憶良)
  


Posted by くらくら at 09:17Comments(0)